まさかそこで星野くんの名前が出てくるとは思わなかった。
どうしてそうなるの…?
「あいつといるときは笑ってんのに、俺の前では笑わねぇじゃん」
え、なにそれ…。
「ち、ちがうよ…っ!そんなことないよ!」
「じゃあなんだよ」
ナツくんの鋭い視線が突き刺さる。
こんなにも冷たい表情をされたのは初めてで、苦しくてたまらなかった。
「それは……っ、」
言葉がうまく出てこない。
なんて言ったらいいんだろう…。
松下さんと仲良くしてるのが嫌だったって言うべき…?
松下さんに嫉妬してたんだって、不安だったって正直に言えばいいの?
でもそんなことを今言ったら……
「…はぁ」
ドクン…。
言葉に詰まって口ごもる私を見て、ナツくんがため息をつく。
まるで呆れられているようで泣きたくなる。
どうして私はいつも、こうなんだろう…。
「なんかもう俺、お前が何考えてるかわかんねぇよ」



