【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


片づけを終えて、カバンを持ってナツくんのところへ駆け寄る。



「一緒に帰ろう」なんて言うのは久しぶりでちょっとドキドキした。



「あ、ナツくん…帰ろ!」



緊張しながら声をかける。



するとナツくんはこちらを振り返って、「あぁ、うん」とだけ答えると、そのまま前を向いて歩き始めた。



少しそっけないような気もしたけど、やっぱり疲れてるのかな……。



忙しかったもんね…。



下駄箱で靴を履き替え、昇降口を出る。



外はもう日が暮れかけていて、空がオレンジ色に染まっていた。



ナツくんはさっきから何も話さない。



だから私は何か話しかけようと思って、一生懸命話題を探してた。



もしかして、昨日変な態度取っちゃったせいかな…?



少し不機嫌な感じがする彼に、だんだんとまた思考がネガティブになってくる。



あれ…?そう言えば今日、手を繋いでくれない。



いつもなら昇降口を出てすぐに繋いでくれるのに…。



パッと松下さんの顔が浮かぶ。



松下さんとは今日も、笑顔で話してるのを見たんだけど…。



それを思い出したら、急にまた暗い気持ちになってきた。



もしかして、私にだけ冷たい…?