【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


(side夏希)


『ご、ごめんね、私ちょっと、急いでるから…』



鈴菜の様子が明らかにおかしかった。



俺とまともに目を合わせようともしない。


思いきり手を振り払われた。



一体何があったんだ…?



まるで拒絶されたかのような気分で、ショックだった。



確かに最近あいつは元気がなかったし、俺といても苦笑いばかりして、何か変だなとは思ってたけど…。



鈴菜は俺が聞いても何も話そうとはしなかったし、いつも無理に笑顔を浮かべて、ごまかすように言い訳して。



だけどそれを無理に問い詰めるようなこともできなかった。



もとから鈴菜は悩みとか、困ったことがあっても、それをなかなか人に言えないタイプだ。



それに今回は俺も、無駄に忙しい学祭委員の仕事のせいで、なかなか一緒にいられなかったし、そのせいもあるんだろうとは思ってたから。