【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


ふらふらと力なく歩く。



どうしてこう一喜一憂ばかりしてしまうんだろう。



気にしたって仕方がないのに。



”あっちのほうがよっぽど絵になるんじゃない?”



篠田さんの言葉がぐるぐる回る。



”せいぜい心変わりされないようにね”



本当にそうなってしまうかも…なんて、どんどん弱気になってる自分がいた。



そういえばナツくんにバイバイも言ってないや。


でも話しかけられるような感じじゃなかったし…なんて、松下さんに遠慮してる自分は一体なんなんだろう。



クヨクヨとまた余計なことばかりを考えながら歩いていたら、いつの間にか下駄箱を通り過ぎていた。