ハルが私の名前を呼ぶ。
ようやくそこで二人向き合って。
「ハル……あの私…」
ごめんねって私から謝ろうとしたら、すかさずぎゅっと抱きしめられた。
「…っ!」
「花鈴、ごめんな…」
ハルの声が少し震えてる。
「俺が悪かった…。
愛美とはもう、なるべく関わらないから」
「えっ…、」
「今さらだけど気がついた…。いっぱい不安にさせてたんだって。
俺、バカだから言われないとわかんないとこあると思うけど、努力するから」
「ハル……」
ハルの言葉を聞いて、思う。
やっぱりハルはハルだなって。
やっぱりハルは誰より優しくて、心の広い人なんだ。
私がこんなふうに意地ばかり張って無茶なことしても結局はハルから謝ってくれて。
しかもちゃんと、悪いと思って反省してくれてたんじゃん…。



