このまま私、この男の家に連れ込まれて…そしたらもうハルに合わせる顔ないじゃん。
ただでさえあんな写メ送りつけて。
最悪だよ…。
こんなつもりじゃなかったのに。
ただハルに妬いてほしかっただけなのに。
私ってほんとバカ。どうしよう…。
なにやってんだろう。
誰か助けて…。
ハル……。
ハルに会いたい。
ごめんね…。
やっぱり私、ハルじゃないとダメだよ。
だから助けにきてよ。お願い……っ。
するとその時だった。
「…花鈴ッ!!」
…ドキッ。
急にどこからか声がして。
一瞬空耳かと思ったけれど、振り返るとそこには……
「ウソ……っ」
どうしてか、今一番会いたいはずの彼がいた。



