なんかおしゃれな店でも連れてってくれるかと思ったのに。
「家行くの?」
私が少し不満そうな顔で聞いたら、カイトくんは不敵な笑みを浮かべる。
「そうだよ。
俺ん家こっから近いし、それに早く二人きりになりたいっつーか、まぁ花鈴ちゃんだったら言ってる意味わかるよね?」
「……は?」
いやいや、私だってバカじゃないから意味くらい分かるけど。
でも、合コンで知り合ってその日に家に誘うとかどんだけチャラ男なの。
しかもなにその発言、下心見え見えじゃん。
私そこまで軽くないんだけど……。
「え……、ちょっと待ってよ…」
「なんで?」
「いや、なんでじゃなくて、私たち別にまだ付き合ってないよね?
いきなり家行くとかそーいうのは…」
「ははっ、いまさら何言ってんのー?」



