ナツくんの腕の中で、あらためて確信する。
やっぱり私はナツくんがいいって。
ナツくんじゃなきゃダメなんだって。
まるで自分の居場所に再び帰ってきたかのような感覚。
心の底からホッとして、幸せな気持ちになった。
やっぱり、大好き……。
もう絶対、ナツくんを困らせるようなことはしないから。
もうこんなふうに迷惑かけたくない。
ごめんね……。
だけどそんなそばから少し焦ったようなハルくんの声が。
「……あのー、それより花鈴は?」
……はっ!
それを聞いて再び我に返る。
そうだ、花鈴が……。
私なにやってるの。
ナツくんも腕を離すと、慌てたように聞いてきた。
「…そうだった。今日花鈴も一緒なんだろ?
あいつはどこにいんの?」



