【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


階段を降りて一階へ。



それから下駄箱で靴を履き替えて、玄関を出る。



外は明るく晴れて気持ちがいいのに、心の中はどんより曇り。



告白なんてあんまりされたことがないけど、断るのはまたずいぶん気が重かった。



でも気分が重いのはそれだけじゃない。



ナツくんと結局話せなかった、それがずっと心残りで。



こんなことならバイバイくらい言えばよかったかなと思う。



だけど、ナツくんは私と先輩がもし付き合っても気にしないみたいだし…。



やっぱりうぬぼれだったのかな。



昨日のことを思い出すと胸がズキズキ痛くなる。



数日前まで浮かれてた自分が嘘みたい。



もしあの祭りの別れ際、花鈴が来なかったら?


あのとき言いかけた言葉の続きは…?



そんなこと考えたって仕方ないけれど。



確かにあの時は、ナツくんにとって自分が特別みたいな気がしてたのに、それも気のせいだったのかな…。