席に戻るとなぜかまつりんと花鈴がニヤニヤしながら寄ってきた。
「ちょっと〜、今のってアレじゃん!
2年の爽やかイケメン三上先輩」
「見たよ〜、鈴菜ってば。頭ポンてされてたじゃん。
あの先輩とどういう関係なの?
てか、知り合いだったの?」
わぁ、なんかすごい誤解されてる。
「ち、違うの。
三上先輩はたまたま委員会が一緒で、今のは貸した本を返してもらっただけで…」
「なにそれー、仲よさげじゃん」
「そんなことないよ…!」
ほんとに三上先輩とは言うほど仲良くないんだけどな…。
「ねぇ、どんな本貸したのー?
見せてー」
花鈴が文庫本をパラパラめくる。
すると中から紙のようなものがぽろっと落ちた。
「あっ」



