心臓がドクンと脈打つ。
やばい、もしかして今の聞かれたかな…?
まさかね…。
だけど私が一人でドキドキしていると、バチンと目が合った。
…っ、
また思いきりそらしてしまう。
やっちゃった〜…。
ナツくんはそのまま通り過ぎて行ったけど、心の中にはモヤモヤが残った。
どうしよう私…。
これじゃあの時のキスを理由に避けてるみたいだよ…。
でもそんな時、
「鈴菜ちゃーん!」
廊下の方から誰か呼ぶ声がして、
「…あ、はい!」
慌てて返事をしたらクラスの女子が大声でこちらに話しかけていた。
「お客さんだよー!」



