……。
そう言われてようやくわかった。
さっきやたらと念を押してたのはそういうことだったんだ。
「だ、大丈夫だよ…!なんにも…」
「…はぁー。よかった」
よく見るとナツくんは少し額に汗をかいてる。
急いで買ってきてくれたみたいだった。
確かに、早かったもんなぁ…。
「もしかして、心配…してくれてたの?」
私がたずねるとコクリとうなずく。
「当たり前だろ。
ナンパとかタチ悪いのいるから」
「あ…ありがとう」
うれしい。すっごく嬉しい。
ナツくんて、やっぱりすごく…
「優しいね」
思わずそう口にしたらナツくんの顔がポッと赤くなった。
「いや…べつに。
普通だろ」



