最近はまつりんともこうして二人で話したりする。



お姉さんのようにしっかりした彼女はすごく頼りになる存在で、私もまつりんにはだいぶなんでも話せるようになってきていた。



とは言ってもさすがにナツくんのこととかは相談できないけど…。



最近ずっと彼のことを意識しまくりな私。



だけどそれは花鈴はもちろん、誰にも話せずにいて、自分の中にしまい込んでずっと一人悶々としていた。



話したいけど話せない…。



自分でもいまいち確信が持てない気持ち。



だけどそれは確実に少しずつ大きくなっていて、いつのまにか見ないふりできないほどになっていた。



「まぁまぁ…かな。英語はわりとよかったよ。

まつりんは?」



「私はねぇ、日本史はバッチリだったけど、あとはまぁまぁって感じね。

夏希くんなんか数学90点取ってたよ。

シマ先の問題で90なんて取れる人いんだね」