【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


ウソみたい…。



なんだかナツくんがヒーローみたいに見えて。



思わずいろんな感情がこみ上げて、泣きそうになった。



ナツくんがまた、私を助けてくれた。



どうしていつも彼は私が困ってると現れるんだろう。


どうして私のためにそこまでしてくれるんだろう。



優しすぎるよ…。



「あー?

ったく意味わかんね〜。

もう勝手にやってろ!」



そしたら速水くんは呆れたように手を挙げ、チッと舌打ちをかますと、スタスタとその場を去っていった。



残された私とナツくんは廊下に二人きり…。



私は怖かったのとホッとしたのですぐに言葉が出ない。



すると、



「…アホ、なにやってんだよ」