【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!


そして私を壁まで追いやると、ドンッとそのまま壁に手をついて。



「…なぁ、いいだろ?」



「……っ、」



もう怖いのとショックなので泣きそうだった。



確かに私、昔から花鈴に比べてダメなほうみたいに言われてはいたけれど、それをハズレ呼ばわりだなんて。



あんまりだよ…。



そのうえ間違えてるのに気付かずこんな…



「…ご、ごめん…無理…です。

っていうか私…」



「あァ?」



ひいぃっ!怖い…!!



だけど私は花鈴じゃないって言おうとしたら、すかさず威嚇されて。



「なんだよ。聞こえねー。

っつーか花鈴チャンてけっこーモテてるらしいじゃん?

てことは色々経験豊富なんじゃねぇの?」



「…えっ?」