ここは桜崎高校。


今日は、いつも通りの朝。


あの女が来るまでは・・・


「すばるぅ〜おはよう♡」


「おー今日も可愛いな。おはよう都心♡」


そう言って私に笑いかけて来る彼は如月須春(キサラギ スバル)


私の彼氏であって、ダンス部のリーダー。

学年1位の頭を持つ。

指導力がとてもあり、バラバラなダンス部をまとめている。

プライドがとても高く、カンペキ主義者!

彼女もカンペキ女子が良いそうだ。



男って本当に簡単・・・


須春のおはようを合図にして


私と須春の周りにいつもの5人が集まってきた。


「都心ちゃん!おはよ〜」

「オッス」

「おはよう都心ちゃん」

「都心くんおはよう」

「おはようございます。都心さん」


右から、

芹沢夏輝(セリザワ ナツキ)

芹沢風夏(セリザワ フウガ)

一ノ瀬秋馬(イチノセ シュウマ)

冷泉吹冬(レイザイ フブキ)

橘蓮(タチバナ レン)

夏輝と風夏は、双子。


須春を含める、この6人は桜崎高校のダンス部のメンバー。


たぶんダンス部の6人は私の事を好きであると思う。