もう一度夢が見たい

「おい。皐月かえんぞ」

「えっ、あっうん。まってー。」

今日もやっと1日が終わり帰る時間になった。

今日は部活がないためそのまま下校。

まぁ部活があってもなくっても毎日の登下校は咲樹と一緒だ。

「なぁ、もうすぐ皐月誕生日だよな」

急に口を開いたと思ったらまさかのあたしの誕生日の事だった。

「おぉー、今年はちゃんと覚えててくれたんだ!」

「…だからあれは悪かったって」

そう。こいつ。
去年あたしの誕生日に水族館に連れていってくれると約束したのにその日に他の友達と遊んでて、

「わりー、誕生日今日だったっけ?」

とか言ってきたからあたしはきれた。

結構楽しみにしてたのに。

だから今年はちゃんと覚えててくれて嬉しかった。

「6月15日。今年こそ一緒に水族館いこーぜ。」

「うん!」

あたしはとっても楽しみだった。