もう一度夢が見たい

あたしたちが通う咲良学園は一学年6クラスの計18クラスあるの。

各学年の1組クラスは特別進学コースっていうのがあって学年でもより頭がいい人たちのクラス。

あたしも咲樹も2年1組。

このクラスは主に咲樹中心で回ってる。

悪い意味じゃないよ!いい意味で。

あたしも咲樹もテストでは毎回1位をとる。

見た目は派手な咲樹だけどやる時はやるし行事などはちゃんと参加する。

それにフレンドリーな性格だからみんなからの信頼も厚い。

だからみんな咲樹についていく。

そんな咲樹がモテないはずはなく……

「これ咲樹くんに渡しといて」
「これ咲樹くんに…。」
「よかったら咲樹におねがいします」

なぜかあたしが咲樹へのお届けものを渡す係になってる。

咲樹の誕生日、クリスマス、バレンタインの時なんてもう手に負えない。

下駄箱やらロッカー、カバン、机の中。ありとあらゆるとこに物が溢れてる。

入りきらなかった分なんてあたしのところに入ってることだってある。

そんだけ咲樹はモテる。