おやすみ、いってらっしゃい。

ジジが人懐っこい性格になってからトラに最近触ってないことに気付き急いでトラのもとへ向かった。
トラはとても悲しそうな顔をしてこっちを見ていた。
「ごめんね、トラ。やっぱり我慢してたんだよね。最近構ってやれてなくてごめんね、辛かったよね、悲しかったよね、本当にごめん。」
そう思って1時間近くもトラをなでていた。
流石に1時間も寒い中いることは結構キツかったので少し名残惜しかったけど家に戻った。
そのときは
「トラは寒くないのかな、家の中で飼えたらトラもいつでも触っていられるし温かいからいいのにな」ってずーっと思ってた。
それをしてたらトラはもっと長生きをしていたかな。