ヤンキー×弱虫

第三者が口を挟んできたからそちらに目を向ける。

うわ、イケメン。
サラサラした黒髪に、色素が薄いのか茶色い瞳。二重瞼で少しタレ目。モデル体型で何もかもが完ぺき。こんな完ぺきな人いるんだ。




でも、男にはかわりない。


「ついてこい、話す」

淡々と話す彼にイラっとする。
世界は俺が中心に回っているとでも思ってるのかね。


「言い方考えろよ」

ぼそっと言っていたつもりが、隣のやつは気づき私を見つめる。


「ごめんな?」

「え?」

「でも総長の言う事だからしゃーねぇのよ」

「そ、うちょう」

「ん?知ってる?」