ヤンキー×弱虫

「えー!もっと見たい。かわいい顔してるのになんで隠すの?」

男のくせに女口調。

かわいいとか、言う奴大嫌い。

「え?!」

「え?」

「嫌いなの?」

「何心の声聞いてるんですか」

「いや、口に出てたよ」

「…まぁ、あの…」

「で、嫌いって「ほら、早く座れ」…」


ナイス!!!

心の中でありがとうと言う。


冬牙ってやっぱり空気読めるよね。
チラッと横目で見ると、ウィンクをしてきた。…これがなければ、いいんだけど。


窓側の一番後ろが空いていたから、そこへ座る。

「じゃあ、SHR始めるぞ。」


話なんて聞く気にならなかったから机に突っ伏す。腕の上で顔を横に向け、空を見上げる。
雲が広がって、雨が降りそう。