ヤンキー×弱虫


「うっるせぇよ!どんだけ笑ってんだ!いちいちいちいちうっるせぇやつだな!笑わねーと気すまねぇのかよ、あ"あ"!?」


すっごくうるさくて不愉快だったから、さすがの私も少しきれちゃった。
だけど、うるさいのがダメだから。だから、私は悪くない!
「お前も、うるさかったぞ」


…私もうるさかった?

シュンと顔を下げると、冬牙は焦りだした。

「いや、そんなにうるさくなかったーかなー?」

冷や汗たらしながら、頬をかく。

なんで疑問系なわけ。