ヤンキー×弱虫

「それは、そうだけど。喧嘩強いって言っても所詮女なんだから。男の力には勝てないぞ」

「それは、わかってる」

殴って気絶させたりはできるけど
押さえつけられたりでもしたら終わり。

「その前に倒すけど」

「こえーよ、なんだよその顔」


私は笑っていた。
だって、喧嘩が私の生き甲斐だし。
それにしか人生捧げてない。

後は、大切な人を守るため。


「こわいとかそうゆうこと女の子に言っちゃダメでしょ」

「え?女?どこ?」




「隣にいるだろうが」