「波北に通ってもらう」

下着をつけていたとき、いきなりドアが開きお父さんにそんな言葉をなげかけられた。

「ええええええええええ?!!!」

お父さんの言葉に驚く。
下着のことなんてもう気にしてられないくらいに驚いた。

「ちょっと待って!どうゆうこと?」

「いや、お前のその格好のほうがどうゆうこと?」

「これは…!、お父さんがいきなりドア開けるからでしょ!女の子の部屋入る時はノックくらいしてよ!」

理不尽な事を言われて腹がたった。

瞬時に綾波高校の制服に着替える。
「あ、着ちゃダメだ。今日からこっち」


そう言ってブレザーを渡してきた。

襟は赤色のふちがついていて、リボンは赤と緑のシマシマ。ワイシャツは白色で、スカートは緑色がベースで赤色の斜線がはいっている。靴下は黒。そして、ローファー。


なんとも、かわいい制服だ。


綾波と全然違う。
綾波は、セーラー服だ。なんの特色もない、地味な制服。


「なぁ、いいだろう?それに理由があるんだ」


「理由?」