あなたの背中に恋してる~奥手な男子の攻略法~


「ちょっと待って、まだわからないじゃあないか。友芽…そいつとは、付き合ってるの?付き合ってないんだったら、俺たちまだ…」


「早坂さん、無理です…ごめんなさい」
志賀くん以外の人を受け入れられるとは思うわない。


「そうか?どうしてダメなんだ?たった半月で、そんなに変わるかよ」

私は、早坂さんの目を見つめていった。
「変るよ。一日でも。一瞬でも。恋に落ちるなんて一瞬だった。だから、私たち、もう終わったんです。早坂さんのこと、私の中では、もう解決したんです。だから、もう…」


「振り返ることもないか…なんかムカつくな」

早坂さんは、しばらく考え込んでからいう。

「そっか…分かった。それ以上聞かない。それなら、友芽が好きなやってどんなやつ?それくらい聞いていいだろ?」


「そんなの…」


「ごめん。無理言って。こんな話はやめて、食事しながらこの先のこと教えてよ」

食事は、楽しく過ごせた。昔みたいに楽しく笑いながら。