「言ったでしょ。志賀くんとは、そんなんじゃないって」
「あり得ない…だって、木原友芽よ。
ダイナマイトボディがすぐ横で寝てるのに。手を出さないなんて」
絵梨が、ポーズをとって腰をくねらせる。
そのポーズは、止めてと何度も言ってるのに。
「それどころじゃなかったの。本当に」
私は、何度もため息をつく。
「う~ん。宗佑もいざとなるとねえ。臆病になるか。でも、これからは?せまってきたらどうするの?」
絵梨が身を乗り出して聞く。
「どうもしないよ。変な想像してないで。ほら、もう始業時間過ぎてるよ」
今のところ、そんな気配はまったくない。きれいにスルーしてくれてる。ノーブラは止めろって釘刺されたくらい。
「だって…課長いないし…」
絵梨がすねたみたいに言う。
「課長がいなくても、やること
あるでしょ」


