あなたの背中に恋してる~奥手な男子の攻略法~



私は、途中のスーパーで3人分のおつまみとワインを買う。
2人は、ビールを飲んでるだろうけど、今日は深酒しないですぐに帰るつもりだ。
少し気分が軽くなる程度酔って、早坂さんとこに行こう。


「こんばんは」
絵梨の部屋のベルを鳴らしたら、小野君が迎えてくれた。


ちゃきちゃきっとした下町風のおしゃべりな絵梨と、対照的で落ち着いた彼。
絵梨の間髪いれずにまくし立てるようなおしゃべりに、よくついていけるなって思う。
ちぐはぐなのは、私も志賀くんも一緒だけど。


「友芽?さっさとこっち来なよ」

私は、こっそり志賀くんが隠れてないか部屋の奥の様子をうかがった。
志賀くんがいるわけなかった。

「これ、買ってきた」