あなたの背中に恋してる~奥手な男子の攻略法~



「何してたって…」

「いや…俺、なんてこと…ごめん」

彼は慌てて体を起こして、自分の下に寝ているあられもない女の姿に、彼はもう1度驚く。


「どうして謝るの?志賀くん悪くないのに。私がこうして欲しかったの」


「ええっ、ちょっと待て…嘘だろう…なんでこんな事に」
志賀くんは、両手で顔を覆って、全身で後悔している。


「志賀くん…私、また間違ったの?
そんなに、謝らないで…」



「う…ちょっと待って。何が起こった?何で友芽がここにいる?意味わかんねえ」
彼は、うわっと叫んで頭を抱えてる。



「ごめん、本当ごめん。俺、なにやってるんだ…」
泣きそうな顔の彼。
そんな顔される私のほうが泣きたい。

「ねえ、謝らないで。志賀くん…聞いて、私志賀くんが好きなの。だから、答えて。私じゃダメ?私には、こんなふうに触れ合うのもいや?」




「ちょっと待て…ごめん、俺、今、そういう話されても…何も考えられない。悪いけど出て行ってくれないか?」