俺様boyに魅了されて…

玄関の扉を開けると、晴れの舞台に似つかわしい清々しい天気が広がっていた。


わ、眩し!

思わず、目を細めた。

よし、頑張るぞ。

自分に言い聞かせて、軽く走った。



なんとか、遅刻せずにつきクラスを確認すると「1-A」そう書いてあった。


私は1-Aの下駄箱に移ると、同年代に見えないくらい大人っぽい女の子がいた。

女の子は、私に気づいて

「あ、あなたも。1-A?」

「は、はい!!!」

私はついぼーっとしていて、間抜けな返事をしてしまった。