目の前の鏡で確認するとスカートがめくれており、パンツが丸見えだ。 「げっ、ほんとだ」 「急いでいるときほど身の回りを気をつけるのよ?」 「うん、わかった。行ってきまーす!」 あたしはさっとスカート直し、家を出た。 それから走って駅まで向かう。 幸い、それほど駅まであたしの家は遠くはない。