気づくともう日付が変わっていた。 数時間前まで余裕を持ってたはずなのに、結局いつもの就寝時間と同じになっている。 カイと話しすぎた...... 机の上にはアルバムが広げたままにしてある。 それを閉じて本棚の隙間にねじ込む。 ......あれ?そういえば、何か忘れてる気がするなあ ふと、そんな気がした。 なんだっけ? 思い出そうとするけれど、眠くて頭が働かない。 「......まあ、いっか」 私はベッドに横になり、目を閉じた。