いない… …カイは、絶対にこんな場所に来ていない 願いながら、声が枯れるくらいに叫んだ。 私のその必死な様子に、追いかけてきていた大人たちが顔を見合わせ、あたりを捜索し始めた。 絶対にいないとそう信じているはずなのに、どうしようもない不安に今にも飲み込まれてしまいそうだった。