「勝手に殺すなよ。でも、死んでなくてホッとしてるってことは、
そんなに俺に死んで欲しくな────ォフッ」
ももにみぞおちを食らった。
いやなんで!!ひでぇわ!
「黙れくそら。ほんとくそすぎてくそら。誰もお前の存在は望んでない。
来ないから嬉しかったのに」
心底ウザそうな顔だな!!!
「まじお前の言葉も表情もガラスのハートにグサグサくるわ。容赦ねぇ」
「は?ガラスじゃなくて豆腐だろ」
「ガラスよりも弱いじゃねーか!!!!!
そう思うならもっと優しくしろよ!!!」
「そうするメリットも価値もない。そもそもハートなんてあんの?くそらに。
あるのはそのくそみたいな存在だけでしょ。……ハッ」
こいつ……。鼻で笑いやがった。
ほら、絶対女子じゃない。

