時代の壁を越えた愛

平「なあ、やっぱり思い出せない?」




優「っどいつもこいつもなんなのよ!!なんで私は覚えてないのにみんなは覚えてるの!?私は何をしたの!?なんでそんなに思い出させようとするの!?」




こんな人がいる場所で叫んじゃいけない。落ち着かないと。




そう思うけどどうしても無理だ。




私が今まで悩んできた、違和感を感じてたことを知ってる。




今までわからなかったことはなんでも解決してきた。




みんなよりたくさん知ってた。




でもそんなのは1番知りたかったことに比べたらどうでもいい。




モヤモヤが晴れればそれでよかった。




そのためにいろいろ考えてきたのにこいつらは知ってる。




優「なんで...なんでわからないのっ...」




総「ちょっと落ち着いてよ」




優「沖田総司...」




総「ここじゃ目立つしこんなに追い込まれてるなんて知らなかった。ごめん。生徒会室に行こう。全部話すから」




平「総司...!」




総「僕達がここまで追い込んだんだ。責任はちゃんととらないといけない」




平助は何人かに電話して総司は混乱している私をなるべく目立たないように生徒会室まで誘導してくれた。