時代の壁を越えた愛

先「お前ら静まれ」





だるそうな声でもすぐ静まるこのクラスはとても優秀だと思う。




レベルの高い人達が集まるクラスでは絶対こんなことないだろうから。




人間トップに立つと威張っちゃうもの。




先「えークラス替えしたら最初は自己紹介だろうがめんどくさいから勝手にやっとけ」




なんて適当な先生なんだろう。イケメンに悪い人はいないなんて嘘だろ。




先「それよりこのクラスは底辺とか言われてるが勉強、運動だけを考えたらトップなんだ。



でもなぜか何か他よりもできるものがあるやつらは魔法に関してはダメなんだよ。



だから花形。お前この間の実技このクラスで1番やばかった」




優「おーそれは褒められてるのか微妙なところですね」





先「この魔法学校では褒められたものじゃないな」




それは俄然やる気がでてきた!




私にできないことなんてないんだから。




先「まあでも出来るやつよりできないやつの方が伸びしろがあるしな。こっちも暇しないで済みそうだ」




とか言いながら明らかにめんどくさそう。




あくびしてるし。本当に教師か。





先「てわけでこのクラスは普通の授業はほとんどない。トップと言われてるクラスの3分の1あるかないかだ。




まあトップと言われてるがそれは魔法基準で勉強とかで言ったら底辺だからあいつらは普通の授業中心で実技授業はほとんどないんだ。お前ら良かったな」




ほお。魔法学校だから威張れるけど普通の高校に行ったら逆に馬鹿にされるやつか。どんまいだな。




先「今日から体育祭までずっと実技で体育祭からテストまでずっと普通の授業。



今日から体育祭までは約1ヶ月。体育祭からテストまでは約1週間。その1週間で1ヶ月分やるから予習しとけよ。」




そういって先生は教室を出ていった。




出ていってから数秒後もうみんなグループが出来ていたようで各々集まり出した。




やはり初日から遅刻はまずかったかな...




でもこのクラス実技が多いっていうから明日にでも辞めれるかもしれないしちょうど良かったかもしれない。