時代の壁を越えた愛

先「お前は本当いろいろと規格外だな。」




優「それは褒め言葉ですか?」




先「さあな」




私からしたら褒め言葉に入るかな。




ポジティブに捉えたら人より特別なところがたくさんあるってことでしょ?




これはポジティブすぎか。




優「もう1度聞きます。先生は神ですか?」




先「そうだよ。神は神でも時空に携わる神だ。」




優「だから私のこと気づいてたんですね?わざと私に気づかせるよう魔力を放出してたのも先生ですよね?なんでもっと早くに話をしにこなかったんですか?」




先「もうほとんど気づかれてるらしいから全部言っちゃうけどお前が俺に使った神にしか使えない魔法を使えた理由について調べようかなと思ってたら諸悪の根源、お前がタイムスリップしたんだ。



普通ならすぐそいつの元に行って罰を与えるんだがお前はちょっと色々と手違いで不幸な人生を送ることになっちゃったからどうしようか悩んでとりあえず様子見にしたんだ。



でもさすがにひいきしすぎだって他の神に怒られたんだよ。



だから普通はタイムスリップした罰は転生できないよう魂ごと消すんだけどお前は特別。



3日後お前は死ぬ。だけど普通に転生はできる。



だから3日で全部終わらせてこい」




優「いや3日は...」




先「じゃあな!」




その先生の言葉を最後に私は意識を手放した。