時代の壁を越えた愛

先「お前が神を信じてたなんて...仏教か?いや人間を神だと思ってるからな。なんだろうな」




優「先生」




先「...で?俺を神だと思った理由は?」




優「戦いの時に私が最後に使った魔法。あれ意識不明になるくらいまで抑えましたけどなんでそれがわかったんですか?」




先「シールドで防げたからだろ」




優「そこがおかしいんですよ。あの魔法はどんなに精度の高いシールドでも防ぐことはできません。防ぐとしたら同じ魔法を使うしかない。



しかも私が手加減してるってわからず本来の威力のまま魔法を使ったら私が意識不明になってました。



どうして手加減したと気づいたんですか?



どうやって防いだんですか?」




先「...俺も同じ魔法を使えるからなんとなくわかった。防いだ方法はお前の言う通り同じやつを使って防いだ」




優「じゃあ先生は神ですね。あの魔法を使えるのは神だけって書いてましたから」




先「じゃあなんでお前が使えた?」



それには答えられない。



正直あれを使う時は自信がなかったし賭けだった。自分自身使えたことに驚いてるからね。