時代の壁を越えた愛

でもそれは本当に良かったのか。




母親が捕まりました。




近所の人が不審に思ったのでしょう。




週に一度子供の大きな泣き声は聞こえてくるのにその姿は1度も見たことがない。




母親だって昼間あまり見かけることはなく夜見かけても派手な服装をしている。




なのでついに通報したんです。




やっとこれから2人で幸せに生きていけると思ったんです。




でも人生そう上手くいくものではないですね。





母親が捕まって大体1週間くらい経った頃弟が死にました。




死因が驚くことに暴力の影響とかじゃないんです。




両親がいない子供達が預けられる児童養護施設というところで過ごしていた私と弟。




そこで弟は今まであまり食べ物を食べれなかったことがありかなりの少食でご飯3口食べたらもうお腹いっぱいってくらいでした。




でもご飯は食べないし無理に食べさせても吐く弟に腹を立てた児童養護施設の大人は1週間何もあたえませんでした。




どうせ少食でほとんど食べなくても平気でしょ、これはしつけなの。なんて軽い気持ちでやっていたのでしょうが1歳の子が1週間飲まず食わずの状態が続くと当たり前ですが死にますよね。




まあもちろんそいつは捕まり私は別の児童養護施設で中学校卒業まで過ごし高校からは魔法を習いここにきて現在に至る。





優「と、こんな感じですかね。少し長くなりました。元はといえば私が満足に食べさせてあげなかったからあんなに少食になってしまった。だから殺された。全部私のせいなんです。




あ、忘れてましたが近藤さん似のおじさんはお母さんのお兄さんで月に1度私にだけ暴力をふるってきた人です。弟はかわいがってくれたのでお母さんよりは好きでした。」





...なかなか反応がないので土方さんをふと見てみると思いっきり肩を掴まれた。