時代の壁を越えた愛

優「俺は花形優太。よろしくお願いします覗き魔さん」




烝「監察方の山崎烝や。覗き魔やない。」




優「あそ。じゃさよなら」




烝「ええええ!?」




なんか叫んでる山崎さんはほっといてもう挨拶も終わったし山南さんの元へ向かう。




優「失礼します」




山「どうぞ。どうしました?」




優「暇なんです。土方さんは冷たいしみんなに挨拶終わっちゃったんで。勉強しようかなと」




山「それはいいことですね」




これは好感度上がったね。




私結構警戒されてたから。




あれ?でも教えてもらうって私この時代の字すら書けない...




教えてもらいたいけどどうしよ...




山「では何を教えてほしいですか?」




優「えっと...あの大変申し上げにくいんですが俺の家父親が字書けなくたって生きていけるから勉強するくらいなら強くなれって言って小さい頃からずっと刀を握ってた記憶しかないんです...



女なんだから刀扱えたってどうするんだって話ですけど。



しかも実際母親が襲われてもなにもできなくて本当なにしてんだって話ですけどね。」





山「それは...失礼しました。そんなつらいことを言わせてしまって。私が責任もって教えます。でもやっとその強さの秘訣がわかりました。」




嘘の話をこんな純粋に信じてくれると罪悪感が湧いてくる。




ごめんなさい山南さん。