今思えばみんながみんな非番なわけないよね。




まぁでも昨日のうちに大体の人と話してるし名前が新撰組に変わってるっていうことは芹沢鴨らはいないし。




よし最初は道場へ行こう。




時間を稼ぐためにゆっくり歩きながら道場へ向かった。




優「失礼しまーす」




平「ん?お。優太!どうしたんだ?」




優「なんだ平助か。まだ挨拶してない人を探してるんだけどさ土方さんに聞いても部屋の場所を教えてくれなかった」




平助は朝餉のとき隣にいたから仲良くなった。




人懐っこい犬みたいでかわいいし癒される。




平「一緒に探してやりたいけど稽古中だから悪いな!確かぱっつぁんは非番だったはずだぜ!」




優「ありがと!探し回ってくる!」




確かぱっつぁんって永倉新八のことだよね。




いやーもう探すのめんどくさい。




こういうときは魔法!と言いたいところだけどなんか監視されちゃってるからな。




バレてないと思ってるんだろうから話しかけられないし困る。




でもずっと監視って居心地悪いしなぁ。




とりあえず永倉新八と会ってからにしよう。




まぁその永倉新八がいないんだけどね!とか思ってたらそれらしきやつがいた。




トイレ、いやこの時代では厠と呼ばれるものに入っていくところが見えた。




トイレの前で待ち伏せってなんとなくいやだ。




トイレ待ちしてるみたい。




でも挨拶はしときたいしもういいや変人扱いされても。