時代の壁を越えた愛

土「お前は俺の小姓だ」




優「やです」




土「反論は認めねぇ」




なんで小姓なの!?勝ったよね!?私土方さんに勝ったよね!?




土「お前はその格好を続けると言ったが女だとわかるやつにはわかる。ていうか大体がわかる。


その言い訳として俺の小姓としてここにいると言えばなんとかなると考えた」




こんなに私のことを考えてくれただなんて感動して涙が出そうだわ!




でも私の男装そんなにひどいかな?そんなに言われたら傷つくよ?




土「小姓としても働いてもらうが何かあった時には戦力になるからちゃんと戦ってもらうし稽古にも時々出てもらう。巡察は無理だが。」




とりあえずここに置いてもらうんだから文句を言うのはやめよう。感謝しよう。





土「それで部屋なんだが...」





急に黙り込む土方さん。これは怪しいぞ。





山「土方君と同じ部屋です」





優「おわあふ!?」





近くにいた隊士さん達が肩を震わせて必死に笑いをこらえながら通り過ぎていった。




山南さんが急に登場して驚いたって言うのと土方さんと同じ部屋というなんとも不安になることを聞いてとんでもない言葉を発してしまった。




なんだよおわあふって。初めて言ったし聞いたこともないわ。