時代の壁を越えた愛

...本当どこだここ。




でもここは確実に過去。




どの建物も低いし刀を持ってるし。




あれ私ここが現代だったとき銃刀法違反で捕まってたよね。




もしくはコスプレだと思われてたよね。




ひとまずここが過去で安心。




んー今が何年かなんて聞いたら変なやつだと思われるよね。




いっそ賭けで新撰組屯所の場所聞くか!




魔法が失敗してないことを祈ろう!





優「すいませーん。新撰組屯所がどこか知ってますか?」





あえて甘味処のなんかワイルドなおじさんに聞く。





女の人は怖がりそうだしそこら辺の刀持ってる男は理由もなく喧嘩売ってきそうだし。





それに甘味が好きだという噂の沖田総司なら来たことあるかもだし。





「なんだ坊主。新撰組に入りたいのか?」





優「はい!」





「んーあんまり勧めることはできないが覚悟を持ってきたんだろう。いいぜ案内してやる」





くっそこのおじさんイケメン...





見た目も中身も男らしいわぁ...





「ここだ」





優「って近い!!」





1分くらいしか歩いてないよ!?





「まぁ近くなきゃ店を放って案内なんてしねぇよ。じゃ頑張れよ坊主!」





優「ありがとうございましたー!」





最後まで男らしさを見せて去っていくおじさんに惚れそう。





いや比喩だけどね?





優「さてここからどうするかな」





いや普通に入るしかないんだけどさ相手にしてもらえるかな。うん無理だな。





いやでもずっとここにいても怪しまれるしなぁ...





「おい」





優「俺は怪しいものではございません!!あ、はい!はい!なんでしょう!」





...チビが私を見ている。かわいい。





「お前何しようとしてた?怪しい」





優「怪しいものじゃないって言ったでしょう。俺ここに入りたいんです」





いや急に怪しいものではございません、は逆に怪しまれるな。





このチビ正論。