ボーとしていると……


前から無数の光が向かってきた。

あ、バイクかな?轢かれると痛いかな?どうせなら1発で逝きたいな。

こんな状況で冷静になっており、
バイクの光が10m、5mと近づいてきて

あ、轢かれる。

不意にも目を瞑った。










しかし………

キキーッ!!!!
「おい、大丈夫か??」

覚悟していた、身体の痛みはなく
代わりに甘く低い声が私の鼓膜を刺激した。