私は秋人君のプロポーズを受け入れた。

2日後、小さな結婚式が開かれた。

そして、普段通りの生活………のハズだった。

空斗たちを生んだ傷は、なくなっていた。

でも、なんか、気持ち悪い。

また行くはめになってしまった。

産婦人科。

雛は付き添い。

「妊娠していますね。多分、双子だと思います。」

先生から言われた。

は?ふ、双子!

二人以上しか生んだことないよ。

一人でよかったのに。

でも、秋人君、喜ぶだろうな。

なんて考えちゃう。

子育てしてる途中から、あきとくんのこと気になり始めていたのかもしれない。