事は、今朝。

この頃来ていない奏太とお母さん。

なんて薄情な。と思って怒りをあらわにしていた。

「姫花!別荘が建ったわよ。」

と嬉しそうに飛び込んできた。

私に内緒で急遽、別荘を建てたらしい。

その準備で、奏太も来なかった。

部屋は、20部屋もある。

ちなみに、本家は40くらいあったかな?

お母さんは、本家で住むし敷地内だから、行き来も楽。

お手伝いさんも8人は、来るらしい。

それを聞いてか、みんなは口がポカンとあいてる。

「みんな、大丈夫?」

と一応のためここに意識を戻しておかないと。

「ひ、姫花の所ってそんなにお金持ちだったんだ。」

とさっき目覚めたばかりの海音が言った。

「え?うん。そうだよ。あ、お母さん!海音もいれてあげてもいいでしょ?」

「ええ。姫花の好きなように使っていいからね。子供も生まれたことだし。」

「ありがと。」

と私とお母さんの2人の会話が続きました。