「ん?あーはいはい。ちょっと君たちいいかな?そろそろ体育館に行かないとね」 パチンとウインクも付けていた。 女はきゃーと叫んで、目がハート。 ささっと開けてくれて、その道を歩く。 「ったく、なんでこうも…」 「うわぁ、蓮ひどいー」 「お前みたいな、女好きじゃねーんだよ」 「え、僕って女好きなの?」 違ったら、なんなんだよ。 内心、呆れているといつの間にか、体育館に着いていた。時刻は8時28分。