そう言って月が部屋を出ようとする。 「月待って!」 呼び止めてしまったから言うしかない。 「ん?どうした?」 「一緒に居て……ください。」 わがままだし断られると思ったら、 「ッ。いいよ。」 オッケーしてくれた。なんだか今は月の匂いがないと寝れなさそう。