それからしばらく草を掻き分けて歩いていった。

「ねぇ…雪菜、、ちゃん…ハァハァ…まだ?」

「ほら♪着いたわよ」

草と木の間に明るい光が見えた時に雪菜ちゃんが言った。

「うわぁ…!!」

僕の視界に広がったのは、紅く輝く街だった!!!

「スゴい!!綺麗~!!」

僕が言うと雪菜ちゃんはニッコリ笑った。

「でしょ♪少し前に見つけたの♪」

「本当に綺麗だよ~!!…でもどうして今ここに?」

なんとなく不思議だったから聞いてみた。