あまりにも楽しそうに話す 少女 に 少年 は怒鳴ってしまった。 「なんでアイツなんだ!!!」 “違う” 「僕の気持ちも知らないで!!!」 “違う違う” 「オマエなんかもう知らない!」 “こんなこと言いたくないのに……” と、 少年 は言ってしまった。 少年 はハッ!!と我に返った。 が、もう既に遅い。 少女 の目には涙が浮かんでいた。 「ご…っごめん!!」 少女 は走って帰ってしまった。 涙を流しながら……