確かに携帯はあるけど、もしもの事があってはいけないという事で皆で探すことにした。
すぐに迷子のお母さんは見つかりお礼を言われ去っていった。


そして、私達は次にどこに行こうかと思案していた。
そしたら、ちょうど目の前にお化け屋敷がありそういえばここはお化け屋敷も有名だったなと思い出す。
とても、怖いらしくたまに悲鳴が聞こえた。


「ねー、お化け屋敷はどう?」と私が提案した。
「お、いいんじゃない?お化け屋敷なら、空咲花もいけるよね?」と龍星が賛成した。
翔君も、お化け屋敷は平気らしくいいよと言っていた。
「お、お、お化け屋敷ですか…い、いい、ですね」と声が裏返りながら言った空咲花
「もしかして、お化け屋敷ダメ?」
と高杉君が聞いていたが大丈夫と空咲花が言って顔色悪いけど大丈夫と心配していた。
が、行くことにした。


中はとても涼しく少し肌寒いが平気な温度に調節され音楽もとても雰囲気の出る音を奏でていた。
そして、次の瞬間
バンッ!!と大きなもの音が鳴り音のなった方を見ると血濡れた女の人がそこにいて嫌にクリオティのある幽霊が出てきた。
私達は、おお!?おという感じだったが空咲花はキャッと肩がビクッと女子らしい反応も見せて早くも半泣きだった。
その時に、反射的に無意識なのか高杉君の服を掴んでいた。
お、いいねと思いながらも歩みを進める。

…………

「どうしてこうなった…」
と私は思わざる得ないいいざる得ない状況になったココを冷たい目で見ていた。
今、私たちはお化け屋敷の多分真ん中ふっるいリビングっぽいところにいる。
そして、空咲花はもう驚きすぎたのか声が裏返っている。
そして、男子達はどうにかしてここから出ようと扉を叩いていた。
そう、私達は閉じ込められたのだ。


どうしてかは分からないが急に扉が閉まり開かなくなりアナウンスが鳴ってここから出たくば無理やり開けるしかないと言われてしまった。
どうやら、そういうシステムがあるらしくなんとか思案するがなかなか開かない。
そして、もう数分は経っているだろう。
空咲花は、腰を抜かしたのかその場でカタカタと震え耳を塞ぎうずくまって小さくなっていた。
それを、何とか落ち着かせようと高杉君が背中を撫でていた。
翔君は、何とか出ようとウロウロしていて
龍星は、楽しんでいるのか笑いながらやっている。ちゃんとやれよ…
私はと言うと、頭を働かせてもどうやっても開かない方法しか出ず頭から煙が出ている状態だ。

そして、ガチャと扉が開く音がしやっと開いたかと顔をパァーと明るくしたのも束の間外からゾンビが出てきて追いかけてきた。
私たちは、驚いて逃げるべく扉に向かった。
そして、普通に開いて普通に走って逃げた。
その時に、高杉君は空咲花を無理やり立たせ手を繋いで逃げたのか手を繋ぎながら呼吸を整えていた。

やっと、前に進めると思いまた私たちは歩みを勧めやっとのことでお化け屋敷からでることが出来た。
一応いうと、扉を開けたのは翔君である。
オノみたいのがありそれでこじ開けたら開いたらしい。

そして、小腹も空いてきたので遅めのお昼にすることにした私たちはどこで食べるかみんなで話し合い普通の屋台で色々買って食べることにしたのだった。


そして、お昼も終わり次に何に乗るか思案してバイキングに乗りコーヒーカップに乗り自転車を漕ぎながら空の散歩する乗り物にゴーカートと同じ組み合わせで乗りあっという間に時間が来てしまった。
最後にと、締めとして観覧車に乗ることにした。
なぜだか分からないがゴーカートの組み合わせで乗ることになりぼっちになる龍星は不満をこぼしたが無理やり突き通してカップルみたいな感じになりながらも観覧車に乗った。

「今日は、楽しかったな〜」
と翔君が今日のことを振り返りながら言った。
「そうだね、すっごく面白かった!また、行きたいね〜」と私も翔君と同じことを思い言ってまた行きたいねと言ったらそうだなと翔君は窓の外の夜空をバックに遊園地の鮮やかに彩ったイルミネーションを写真に収めていた。

「そういえば、空咲花達は今頃何してるんだろうね〜」と今頃2人っきりになっているであろう友達のことを思った。
「だな、楽しんでるといいな〜」
と翔君も気になっているらしく前の観覧車を見ていた。
前には、空咲花と高杉君が乗っていて2人共楽しそうになにか話しているのを見て取れた。
「綺麗だね」と私は夜の遊園地を見て言った。
「だな、また来ようぜ」と翔君も遊園地を見ながら言った。
そうしていたらパンッと音が鳴りなんだと2人が見た景色は色々な色で彩られた花火が待っていた。
「綺麗〜!!」と私は目を輝かせ写真を撮った。
同じことを思ったのか翔君は花火を見ながら頷いていた。
それを見てふふっと笑い私は前の景色に見とれていた。


…………
その頃の2人はというと
「今日めっちゃ楽しかったね、またみんなで行けたらいいな〜!!」と空咲花は明るく笑顔に言った。
「そうだね!また、皆で行こうよ!」
と高杉君もはしゃぎそうな勢いで頷いた。
そして、今日のことを振り返りながら2人は会話を弾ませていた時だった。
ふと、空咲花が夜の遊園地を見下ろし目を輝かせた。
「綺麗〜、とても綺麗〜!!」と空咲花はいいそれに続くように高杉君は下を見てそうだねとまた頷いた。
そうして、2人は顔を見合わせて同時に吹き出し笑った。
そして、次の瞬間
パンッと音が鳴りなんだと2人は前を見た。
そうして、それを見て2人は目を輝かせた。
花火が2人の目の前を覆い尽くすくらい大きく花開いた。
「すご〜い!綺麗!!」と空咲花は釘付けになっていた。
「うん、すごく綺麗とっても綺麗」
と静かな声で高杉君は目を輝かせながら言った。
そうして、2人は花火をずっと見続けていた。

そうして、観覧車も一週し終え皆したに集まったところでお土産屋さんにより皆思い思いに好きなものを買って電車に乗り楽しかったねと言い合いながら家まで送り携帯でLINEグループで今日あったことを少し話して皆はベッドに入って疲れたのかすぐに眠りについた。



今日、あったことは2組の距離を縮めそして空気を変えた。
その日を境に学校でや日常生活はガラッと変わった。


…………
次の日の朝
「……ふわぁ〜……おはよ」
と私は目を覚ました。
そして、昨日は楽しかったな〜と思い出しながらふふっと笑いしたに向かった。
朝食を食べ終え私は行ってきますと言って外を出た。
そして、門の近くを見てみるともう空咲花は外に立っていた。
「……おはよ」と目を擦りながら空咲花は言った。